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「要予約」「平日のみ」「しかも17:00閉館」ということで、
一般のギャラリーに比べてもろもろハードルが多く、
なかなか「気軽にお越しください」と言えないのが残念なのですが、
また、絵とことばのコラボレーションによる展覧会が始まりました。
(10/19-12/28。入場無料。要予約。平日10:00-17:00。入館は16:30まで)
サイトのコピーを転載するとこんな感じの催しです。
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カンヌ国際展覧会で2年連続大金賞を受賞するなど、世界的評価を獲得するテツ山下による極彩色の貼り絵と、ことばの物語性を追及する高階經啓が選んだ漢字を書家・白翠がカタチにした想像力を刺激する書。貼り絵と書の競演が生むアート空間をご鑑賞ください。
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このテツ山下さんの作品はとにかくすごい。細かい色紙片を膨大に使った貼り絵なんですが、その緻密さと繊細さと力強さにはほれぼれしてしまいます。海外では「ペーパーキルト」なんて呼ばれたりしているそうで、カンヌ国際展覧会では受賞常連みたいです。
予約しないと入れない部屋には原画が展示されているので、見に行く方は是非「生涯に一度の愛」「時間1」をお見逃しなく。白翠さんの書も非常にキュートだったり大胆だったりコミカルだったりして表情豊かです。
先日テツ山下さんと、白翠さんと、三人一堂に会したんですが、テツさんは非常に腰の低いやさしい印象の人で、でも話を聞くとかなり骨太の武闘派で、白翠さんは一見もの静かなんだけどこれまたかなり芯の強いエッジのきいたアーティストと見受けました。
なんか、おれ、フツーだな、なんてさびしくなったり(笑)。
というわけでぼく以外の二人がすごい展覧会、幾多のハードルを乗り越えられるという奇特な方はぜひ脚をお運びください。
アートギャラリー2009「色のカタチ展」
[URL]
「プリンティング・イノベーション・センター 東京」
[URL]
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